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9月 06

*nixに敬意を

何がLinuxデスクトップを殺したか

 

僕はLinux、いや*nix系のウインドウシステム上で動作するGUIアプリケーションをつくりたいという欲求を、

一度も持ったことはありません。

不思議でした。

 

たくさんの無責任の塊の上に、自分で作ったプログラムを載せても、

下の無責任の塊がすぐ動きを変えるから、自分で作ったプログラムはおっこちてしまうでしょう?

(その代わりに、責任を担当するという仕事をすることで、お金が得られる機会が作られますが…)

 

でも褒めるところも褒めないと片手落ちだと思うので、書いておきます。

*nixのいいところ。

 

Apacheやmysqlのようなごついものでもなく、

そしてやっぱり X-Windowシステムでもありません。

 

シェルから実行できる、古くからあるツール群。

wc -l だとか grep だとか cat も ls も more や less も大好きです。

ぜんぜん知識も経験もない僕でも cat してパイプして grep して grep して grep してファイルに落としてそれを mail コマンドで Windows PC に飛ばしてから、さらにメールで Android端末に飛ばして、絞り込まれたログファイルを通勤中にチェックできます。

 

 

手持ちのサーバで grep のバージョンをみたら、1988年開発開始で、最終更新は2001年ですか?

 

[root@code.zobe.jp ~]# grep -V
grep (GNU grep) 2.5.1

Copyright 1988, 1992-1999, 2000, 2001 Free Software Foundation, Inc.
これはフリー・ソフトウェアです。複製に関する条件はソースをご覧ください。
これは無保証です。営利目的やある特定の目的にむけた適正のものでもありません。

 

本当の利点は、昔から同じ仕組みで、同じような使い方で、長く使えるこういうもの。

*nixに携わるすべてのエンジニアに敬意を表しつつ、今日もsshでログインしてお仕事です。

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