『Android and Java』
まずJava自体に慣れた方がいい。まったくの初心者なら入門書から。
パソコンで動作する基本的なJavaプログラムをつくり、文字列を表示したり、計算したりするプログラムくらいは、作成できるようになっておくべきである。(バイクに乗る前に自転車に乗れないとね…)
1.
入門だけでは物足りない、少しは実践力を培っておきたい、自分は人に教わるのではなく自習が向いている、自分には継続力がある、あるいは自分で自分にやらせる目標や課題がほしい、そんな方には、上記入門書に続いて次の本がおすすめ。
2.
一日ひとつ、とか、毎週末に何ページ、みたいにこつこつやるとよいです。
Androidの勉強もしたい方は、この段階でAndroidの入門書にも着手してしまって問題ないでしょう。
そして実践である程度Javaのプログラムが書けるようになったけど、なんか周りの人よりは自分って要領悪いなあ…と思ったら、入門書を読み直して、読み飛ばしてしまったところや忘れていることを復習します。それでも復習するところがない、そう思ったら…
3.
入門書では要点だけに絞られていた内容を、より広い範囲に渡って書かれている本で『再入門』するべきです。『ああ、入門書ではこれだけしか紹介されていなかったけど、本当はこんなにやれることがあるんだ!』と思うことができたら、成功です。
4.
作ればわかる!Androidプログラミング―10の実践サンプルで学ぶAndroidアプリ開発入門 (Smart Mobile Developer)
なにげに環境のセットアップ自体が難解というか、時期によってやり方自体が変遷してきたため、ネットで拾える情報にはエラーが多すぎて、入門者に無駄な時間を消費させています。なので、入門書に書いてあるとおりの手順を、まず試してみましょう。ネットで検索してみつけたやり方を半分混ぜる、みたいなやり方はおすすめいたしません。(検索だけを頼りに、事の真偽や書かれた時期の把握をするのが得意な方なら、ネットだけでいけると思いますが…たぶん、英語を読めない場合は厳しいです)
5.
Android 4プログラミング教本 (Smart Mobile Developer)
入門書に書かれている内容の過半を把握し、しょっぱいアプリなら数本書けたよ!というところまで来たら、入門書の枠を超えて、Android開発ではどんなことができるのか、全体像を知りましょう。一度に全体を読まなくても、索引だけ読んでみて『今この機能を使ってみたい!』と思ったところだけを読んで、すぐにアプリを作ってみる…そんな読み方でもokです。
それでも、ときどきは基本のJavaそのものに立ち返り、上の 2 や 3 の本を読み返すほうが、実力は早くそして確実につくでしょう。
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